松原市で台風の影響で陶器瓦に大きな被害が出た屋根の調査
今日は松原市にて台風21号の影響で、築35年以上の陶器瓦に、割れやズレ・瓦の落下などの大きな被害が出た屋根の現場調査に伺いました。
お隣さんから、「お宅の瓦がえらいことになってるよ!早く直したほうがいいよ!」と連絡を受けて教えてもらったのはいいが、3F建で下からは状態を確認出来ないので、どうなっているか調査して欲しいとの事でした。
早速上ってみるとまず全体的に瓦のズレが目立ちます。あちこちに破損も見られます。
軒先の瓦もかなりズレており、破損した瓦の一部や土が樋の中にビッシリと…
棟瓦も外れて今にも下に落下していきそうです。
一番被害が大きかった部分がこちら…
棟瓦はほぼ落下し、下地の土もかなり流出しています。
こちらのお宅は築年数約35年とそこまで古いお宅ではないのですが、10年以上誰も住んでいない状態で、
今まで漆喰の詰め替えや瓦ズレの復旧などのメンテナンスは一度もしたことが無いとの事でした。
陶器瓦の耐久性は50年以上といっても、やはりメンテナンスをしなければ被害も大きくなるという事がわかります。
普段人が入れない路地を見ると、落下した瓦が散らばっていました。
お隣様へは被害はなかったようでしたが、もし人に当たっていたらと思うとゾッとしますね。
屋根にはとりあえず応急処置でシートを被せました。
屋根の状態的に、部分的な補修では対応出来ないので樋交換も含めた瓦の葺き替え工事を提案させていただきました。
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