八尾市 強い吹降りの雨の際に雨漏りがするお宅の調査
今回は八尾市にて、強い吹降りの雨の際に2Fの天井へ雨漏りがするお宅の調査にお伺いさせていただきました。
雨漏り箇所は全部で3箇所あり、普通の雨では雨漏りしないけど強い雨の時のみ漏れてくるとのことでした。
まず室内の雨漏り箇所の確認です。
①正面から見ると裏面の2Fのキッチンの天井
②隣のキッチンの天井
キッチンが二つある理由は、こちらのお宅は元々ニコイチ住宅だったのを、お隣さんが引っ越しされた際に買い取り、壁を取り外して一軒屋にした状態だからです。
③正面側の2Fの和室
雨漏りはこの三箇所です。
①正面から見ると裏面の2Fのキッチンの天井
まずは①のすぐ上を確認してみますと、3Fのベランダになっており、雨漏りしていた天井のすぐ上の部分に、ドレン(排水口)がありました。写真が暗くてわかりにくいですが、赤丸の部分にドレンがあります。
①の雨漏りの原因は、位置的にもこれまでの経験上からもほぼこのドレンからの漏水と考えられます。
まともな防水工事は一度もしたことが無いとのことで、ドレンの内部に亀裂が入りそこから雨水が侵入していると思われます。
②隣のキッチンの天井
こちらの箇所もすぐ上がベランダとなっており、雨漏りしていた場所の真上に同じ様にドレンがありました。
写真は外から見たもので、内側のドレンから排出された水が筒を通り、外の集水マス(赤丸)に流れ込むという構造です。
ベランダには両方に波板が設置されており、通常の雨ではベランダ内に水が入らないのですが、吹降りの強い雨の際は中まで水が入るため、雨漏りを起こすと考えられます。
③正面側の2Fの和室
こちらは大屋根です。元はニコイチなので、真ん中に1本樋があり、雨の日はこの1本の樋に両サイドから雨水が流れこんでくる状態です。写真奥に向かって勾配がついていて、その先にドレンがありその下が和室の雨漏り箇所となっています。
ニコイチ住宅や増築部の継ぎ目等は雨漏りが発生しやすい箇所です。
屋根自体もひび割れやスレート瓦が外れたりとかなり劣化して状態です。
雨漏りを止めるにあたり、屋根のスレート瓦のカバー工法と、ベランダの防水工事、外壁塗装工事をご提案させていただきました。
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