羽曳野市モニエル瓦に塗った塗料がベロベロにめくれた屋根の調査
今回は、羽曳野市にて前回の塗り替え時にモニエル瓦に塗った塗料が、きちんとした施工が行われていなかったため、ベロベロにめくれてしまっている屋根の現場調査にお伺いさせていただきました。
さっそく調査に入りました。
下から肉眼でもわかるほど、塗料がめくれてきてしまっています。
元々オレンジ色の屋根の上にグレーで塗り替えされており、元のオレンジ色があちこち見えています。
近くで見てみると、よりひどい状況が確認できます。
ほとんどすべての瓦の塗料がめくれてきている状態です。
見た目は密着しているように見える箇所も、手でこするだけで塗料がめくれます。
前回の施工の様子をお客様にお伺いしたところ
・施工を依頼したのは塗装専門店ではなく、リフォーム会社
・そのリフォーム会社がモニエル瓦の塗装を行ったことがなく最初は出来ませんと断られたが、施主様の要望で塗装する事になった
・施工の際に高圧洗浄が行われておらず、そのまま塗装していたとの事
・塗装後1年もたたないうちにめくれが発生
といった内容でした。
しかも私が判断したところ、使用されている塗料は屋根に不向き(特にモニエル瓦には厳禁)な水性塗料でした。
これではすぐにめくれてきてしまって当たり前です。
屋根塗装の際に必要な高圧洗浄を行わず、専用の塗料を使用しないとどうなるかという分かり易い事例でもありました。
波板もかなり劣化が見られ、足場設置時に外す必要があり、その際にほぼ間違いなく割れてしまうので交換をご提案させていただきました。
ガレージの波板も古いので、ついでに交換を依頼されました。
外壁を手で触ると白い粉が付着します。チョーキング現象といい塗膜が劣化し白亜化した状態で、塗り替え時期の目安となります。
屋根塗装の際に足場が必要なのでついでに外壁塗装も依頼されました。
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