羽曳野市波板交換!塩化ビニールとポリカーボネートの違いや特徴
羽曳野市にて波板交換工事を行いました。既存の波板は塩化ビニール性の波板で変色が激しく劣化が目立っていました。
波板はカーポートやベランダなど比較的日当たりが良い所に設置されている事が多い為、劣化の度合いも激しく今回施工する波板交換の施工は弊社でも非常に多くご依頼頂いております。
波板の種類もいくつかありますが、今回は元々の素材である塩ビ波板と、交換させて頂く素材のポリカ波板の特徴と違いを紹介させて頂ければと思います。
こちらが今回交換させて頂く波板です。既存の素材は塩化ビニル性の波板です。使用する素材によって寿命も性能も様々です。塩化ビニール性波板は昔の屋根材の定番で「塩ビ波板」と呼ばれています。
その特徴としては、安価で手に入りやすく柔軟性があり加工しやすいという特徴があります。耐久性はそれほど高くない為、劣化しやすく長期の利用には不向きだと言われています。
この劣化しやすい塩ビ波板を強化する為にガラス繊維ネットを挟んで強化した効果塩化ビニール素材の波板が登場しました。
ガラスネット塩ビ波板は、塩化ビニール波板よりも強度があり劣化しにくく、耐久性も高くなっています。こちらのお宅の波板もこのガラスネット入りの塩ビ波板が使用されていました。
現状穴が開いている様な箇所はありませんが、写真からも見て頂ける様に劣化による変色が起こっていました。波板自体も支柱の枠から外れパタパタと飛ばされてしまいそうな状態でした。
既存の波板を全て撤去し、交換していきます。
今回波板交換で使用する素材はポリカーボネートという素材です。ポリカーボネートとはプラスチックの一種ですが非常に透明度が高く耐久性にも優れている為近年注目されている素材です。「ポリカ」と呼ばれています。
先程も記述した通りひと昔前はガラスネット入りの塩ビ波板が主流でした。その頃はこのポリカ波板の価格が塩ビ波板よりも2~3倍高価な素材でした。今ではいろんな場面で使用される事が増え、昔よりも安価で使用できるようになりました。
ポリカーボネートは今あるプラスチック素材の中では最高級な素材だと言えます。
では塩ビ波板とポリカ波板では耐用年数はどれだけ違うのでしょうか?ガラスネット入り
塩ビ波板の耐用年数は約4~5年程だと言われています。
紫外線によって劣化が進み、変色したり割れたりという痛みが出てきます。
一方ポリカ波板の耐用年数は10年程度です。
実際は目安である10年を過ぎても劣化が少ない事も多いです。紫外線に強く通さない性質の為ベランダやカーポートの屋根としても人気が高いです。
ポリカ波板交換が完了しました。ポリカーボネートの最大の特徴は非常に強い耐衝撃性を持っている事です。耐候性・耐火性にも優れており、あらゆる場面で幅広く使われています。
波板交換の際は、弊社でもポリカーボネートをお勧めする事が多く、お客様でもポリカーボネートを指定される方も増えてきました。材質によって耐久性や耐用年数が違う為長く使えるものを選択してください。
今回の波板交換の紹介にて、素材の違いを簡単に紹介させて頂きました。皆様がお家のリフォームやメンテナンスを検討される時の参考になれば幸いです。お住まいに関するお悩みやお困り事などがありましたらいつでもお問合せ下さいね。
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