ロケットの先端に使われている技術を応用した塗料ガイナ
ここ数年の地球温暖化の影響で、徐々に注目され需要が高まってきた遮熱塗料。そのなかでも特に効果が高いと思われるのがこのガイナという塗料です。
その技術というのは、ロケットの先端部(フェアリング)で使われている、塗装で断熱することができる技術です。
ガイナは、特殊セラミック層で構成されています。 この特殊セラミックが、周辺温度に適応する性質があり、その結果、熱の均衡化をもたらし、熱の移動を抑える働きをします。
(メーカーHPから抜粋)
まあ、細かい技術は分かりませんが一般的な遮熱塗料は熱を反射して暑さを抑えるのに対して、ガイナは熱の移動を非常に遅くすることで熱を室内に持ち込まないようにするという特徴を持っています。
その為、正確には遮熱塗料ではなく断熱塗料となります。
熱の移動が少ないという事は、内側の熱も放出しにくいので
寒さも軽減してくれます。塗る断熱材ともいわれています。
その他に遮音効果(音の伝わりを抑える)もあります。よくテレビでフライパンにガイナを塗った物と塗って無いもので音の違いを検証しています。
ここまでさんざんメリットばかり書いてきましたがデメリットもあります。
ガイナは真っ白の塗料がベースでそこに色を打っていくので、基本的に明るい色しか選択できません。一般的な屋根の色は黒や茶色等の濃い色が主流ですが、ガイナは写真のサンプルのように明るい色しか選択できません。
また、非常に効果が高い塗料ですがその分塗料費も非常に高価で、一般的な相場ではフッソ塗料と同等の価格帯です。
それ以外では塗料は基本的に艶有りが多いですが、ガイナは艶消しのみとなります。手で触ればわかりますが艶消し塗料は艶あり塗料に比べてやや汚れやすいです。
トータル的にはメリットの多い素晴らしい塗料だと思います。
今現在主流のシリコン塗料も発売当時はかなり高額な塗料でしたが、当時主流だったウレタン塗料に比べてメリットが多いので一気に普及した経緯があります。
ガイナももっと需要が増えて普及すれば塗料費が安くなり、さらに需要は高まるかと思います。
塗って触ってみた感想では効果は他の遮熱塗料と比べても大きいと感じます。
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