日本人に馴染みの深い和瓦っていつの時代から使用されていたの?
日本人に一番おそらく馴染みのある瓦は和瓦(別名日本瓦とも呼びます)なんじゃないでしょうか。
今回はそんな和瓦の部位についてお話しして行きたいと思います。
こちらの写真の
屋根の真ん中の一番上の高い部分を
棟と呼びます。棟にある瓦の名前が
冠瓦と言います。
写真で見えている中央の瓦は丸瓦と言いこれを取ればその下には盛った土があり、その下にのし瓦という物があります。のし瓦の下にも土の層があり更にその下にはルーフィングシート(防水紙)という物があります。
こちらの写真の赤丸の部分は
鬼瓦といいます。
鬼瓦は和式建築物の端っこに設置されています。鬼の顔を彫刻した物から華を模った物まで色々とデザインがあります。
厄除けと飾り付けを目的とした瓦です。
こちらの写真あ
巴瓦(ともえ瓦)と呼びます。
丸瓦の先に巴がついた物です。
先ほどご紹介した鬼瓦の手前に見えているポコッと出ている所です。
瓦の歴史は今から2800年程前の中国と言われています。日本ではおよそ1400年程前百済から仏教と共に伝来したと言われています。
(飛鳥時代)飛鳥寺で初めて使用されたとの記録もあります。
和瓦は古くから使われてきた伝統のある瓦という事がわかっていただけたと思います。
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