屋根の瓦のズレが台風や地震で起こった場合放っといても大丈夫?
今回は屋根の瓦のズレが起こった場合放っておくとどんな事が起こるかという事や瓦の葺き替えについてお話しして行きたいと思います。
経年の劣化や台風等の影響で雨漏りをしだしたというお声を聞く事がありますが、雨漏りの原因は特定がとても難しく100%ここだと判断する事はとても難しい事です!日本瓦の場合、瓦自体の耐久性も非常に強いのですが瓦の下の漆喰の方がもたなくなり寿命がどうしても先にきてしまいます!漆喰は劣化してくると硬くなりひび割れが起こってきたりします。ひび割れが酷くなってきたり極端な変色がおこったりしていた場合は漆喰の詰めなおしをされた方が良いでしょう。
屋根から酷い雨漏り等がある場合は野地板の張替え、ルーフィング(防水紙)の張替え、瓦の葺き替えと徹底した方がいいかも知れません!
あと雨漏り等が無かった場合でも瓦のズレ等が多い場合だと全部ズレを直すより瓦の葺き替え工事を行った方が良いでしょう。
ズレたくらいと軽視していると将来雨漏りを引き起こす大変な事になりかねません!
瓦がズレると瓦の下の土が雨等で流され漆喰の部分が直に雨風にさらされて漆喰の剥がれ等が起きてしまいます!
ルーフィングシートが漆喰の下にあるのですぐに雨漏りどうこうという事はありませんが放置していると漆喰がどんどん劣化していくので漆喰の詰めなおしとズレた瓦の補修が必要になります。
屋根の中心の一番高い部分を棟といい、その部分に敷かれている瓦を
丸瓦と呼びます。
大きな地震等で棟の丸瓦がズレたりすると下の土等が雨で流れたりして漆喰があらわになるので放置せずに棟の積みなおしをキッチリと行った方が良いでしょう。
丸瓦を撤去すると中の土は湿潤と乾燥を長年繰り返しボロボロになっているケースが多いです。
瓦のズレが生じた場合は早急にメンテナンスを行っていると安心です。
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