陶器瓦・和形の53判と56判って何なのでしょうか?
今回は、瓦の大きさの種類である、53判と56判の違いについてお話したいと思います。
一般的にはあまり聞きなれない言葉だと思いますが、この数字は何かと言いますと、1坪あたりの瓦の枚数です。つまり53判は1坪に53枚で、56判は1坪に56枚の大きさということになります。
1坪に53枚と56枚という3枚違いなので、瓦自体はほんの少し大きさが違ってきます。実際には10mm違いますので見た目ではプロ以外はわかりません。
一般住宅で使用されている瓦のほとんどが、53判と56判になります。この大きさ以外にも、60判、64判などがありますよ。この番手だと、瓦が小さくなりますので、小さい瓦が似合うような作りの建物などへの用途に使われたりします。例えば、塀であったり、和風の大きな門の屋根であったりです。
このように瓦の大きさを意識しながら、街の屋根を観察してみると面白いかもしれません。
こちらは53判の釉薬瓦です。台風や強風の影響で瓦が飛散したり割れたりすることがありますが、瓦を差し替えたりするのに、違う大きさの瓦だとはまりませんよ。
最近では、軽い金属瓦への葺き替えが主流となっておりますが、
日本瓦から日本瓦への葺き替え依頼もいただいております。日本
瓦と金属屋根の耐久年数を考えると、やはり、和瓦が耐久性があります。その耐久性の魅力からそのようにされる方もいらっしゃいます。
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