屋根の葺き替えやカバー工法の日数ってどのくらいかかるの?
屋根の葺き替えやカバー工法をしようと思った時に、一体どのくらいの期間がかかるかをお知りになりたいと思います。今回は、どんな工程があり、どのくらいの期間を想定しておけば良いのかをお話させていただきます。
葺き替え工事(日本瓦からガルバリウムの金属屋根への葺き替え)
最近の主流として、軽量の金属瓦に葺き替えたいというご要望を多くいただきます。瓦を軽量にすることにより、地震の際の家へのダメージを少なくし、倒壊を防ぐという目的があります。軽量にすることにより、お家の重心を低くして揺れを小さくする効果があるそうです。ということで、その金属瓦への葺き替えの工程と日数です。
足場工事(1日)
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既存の瓦撤去・清掃(2-3日)
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下地作り・構造用合板貼り(1-2日)
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アスファルトルーフィング貼り(1-2日)
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金属屋根葺き・板金工事(2-3日)
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足場解体工事(1日)
という流れになりますので、全体では約1週間から10日ほどを見ておく必要があります。
瓦を撤去している様子です。既存の瓦を下ろし、清掃を行います。大量の瓦と土を撤去しないといけません。
胴縁を打ってから、構造用合板を貼っていきます。
防水シートを貼っていきます。
このように雨水が入っても大丈夫なように、完全に防水シートで密閉をします。
ルーフィングの上から金属屋根を貼っていき、棟や軒先などの板金工事を行なって完成です。
カバー工法(スレート屋根からガルバリウムの金属屋根へ)
薄型スレート屋根が傷んでいるケースでは屋根塗装では不十分なので、塗装は行わずに上から屋根を載せるカバー工法をすることが多いです。既存のスレート屋根を撤去してから葺き替えるということもできますが、撤去料金がかさむので多くはカバー工法を行います。
足場工事(1日)
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既存の板金撤去・清掃(1日)
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防水シート貼り(1-2日)
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金属屋根葺き・板金工事(2-3日)
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足場解体工事(1日)
瓦の下ろしがない分、少し工期が短くてすみます。全体では約1週間弱を見ておくと良いと思います。
屋根工事は足場を組みますので、一緒に外壁塗装をしないと損をするということで、同時に外壁塗装をするケースがほとんどです。外壁塗装は通常の戸建住宅の場合、約1週間弱を見ておけば良いと思います。
既存の棟板金の撤去した後の写真です。
アスファルトルーフィング(防水シート)を貼った写真です。
以上、今回は葺き替えやカバー工法の日数や工程についてのご説明でした。
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