屋根材アーバニーのメンテナンス方法って何があるか詳しく教えて
今回はスレート瓦(カラーベスト)の仲間のアーバニーについてご紹介して行きたいと思います。
アーバニーは販売期間も僅かだった為特徴などを知らない方が多々おられます。
スレート瓦いついてもご紹介します。
まずこちらの写真をご覧ください。現在多くの家で見かけられるスレート瓦の屋根です。こちらは塗装可能な屋根材でむしろ塗装によるメンテナンスが必須な瓦です。スレートには粘板岩を薄く板状にした天然スレートとセメントと繊維質材料を混ぜて厚さ5mm程の板状にした化粧スレートとがあります。天然スレートは天然の岩を使用する為非常に高価な物です。その為ほとんど普及していません。
多くの家で見かけられる物は化粧スレートが大半です。
またスレート屋根の寿命は10~20年程と言われています。永く使用する為にも塗装によるメンテナンスで防水性・耐久性をつけてあげる事が大事です。
またスレート瓦を塗装する時はこちらのタスペーサーが必要不可欠になります。スレートとスレートの間には従来すき間がありそこから雨水が流れる仕組みになっています。しかし塗装をすると塗膜がスレートとスレートの隙間を塞いでしまう為雨水の逃げ場が無くなってしまうのです。
そこでこちらのタスペーサーを差し込んで隙間を作って雨水が流れる出口を作ってあげるという物です。
次にこちらの写真をご覧ください。こちらがアーバニーです。
スレート瓦との違いがお分かりでしょうか?瓦の重なり方が違うのが分かると思います。
アーバニーとはクボタが開発したスレート屋根です。
アーバニーを塗装には不向きな屋根材です。塗装をすると当然スレートの仲間なのでタスペーサーを差し込まなければいけません!しかしアーバニーはタスペーサーを差し込むと瓦にひび割れやカケを引き起こし逆に屋根材を傷めつけてしまいます!
その為劣化が激しい場合等は塗装はせずガルテクト等のカバー工法や屋根葺き替えをされる事をお勧めします。
じゃあ塗装に不向きならどうメンテナンスを行えば良いかと言いますと屋根葺き替え工事を行うかガルテクトのカバー工
法等があります。葺き替えは既存の劣化した屋根材を処分する為廃材費や作業員の日当等といったコストがかさみます。その点カバー工法なら既存の瓦を処分する必要もない為時間短縮や廃材処理費用のカットにも繋がる為お勧めの工法です。
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