スレート屋根を塗装すると何故タスペーサーが必要なのか教えて?
まずこちらがスレート屋根です。今多くのお宅で使用されている屋根材です。特徴としては寿命が10~20年程と言われています。ですが塗装をする事により永く使用する事が出来ます。スレート瓦には天然の岩を使用する天然スレートとセメントと繊維質材料を混ぜて厚さ5mm程の板状にした化粧スレートの二種類があります。
天然スレートは天然の岩を使用している為非常に高価でほとんど普及していません。
その為多くのお宅で使用されているのは化粧スレートです。
材料がセメントと繊維質の物の為スレート瓦自体には防水性・耐久性がありません。
その為塗装メンテナンスを行って耐久性をつける必要があります。
スレート屋根のスレートとスレートの間には横は1mm程の隙間があります。ここから雨が降った時雨水が侵入します。
またスレートとスレートの重なりの所も隙間があります。
これは雨が降った時その隙間から雨水お排水する為に必要な為の隙間です。
塗装をするとスレートとスレートの重なり部分の隙間に塗膜が詰まって目詰まりが起きてしまいます!
そうすると排水が行えない為雨水が屋根裏にドンドン溜まってしまい最悪の場合雨漏りを引き起こしてしまいます!
塗装により詰まった塗膜部分に差し込んで隙間を作って雨水を排水させる役目を持つのがこちらのタスペーサーです。
こちらを差し込む事により屋根裏に雨水が溜まる事が無くなり通常の屋根の状態になる優れものです。
分かりやすく図で説明しますと雨水の逃げる箇所が塗装をすると詰まってしまいます。この部分に先程ご紹介したタスペーサーを差し込む事で雨漏りを防ぐ事が出来ます。
以上スレート屋根についてでした。
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