スレート屋根の台風被害の様子と対策(大阪の台風21号)
昨年の台風21号では、屋根にとても深刻な被害をもたらした強風が吹きました。今回は、スレート屋根が台風によってどのような被害を受けたのかを弊社事例と対策をまとめました。事例は大阪府内のお客様の写真を利用させていただいております。
(大阪市松原市のお客様の事例)
スレート屋根の棟板金部分が強風によって飛んで行った写真です。強風で綺麗に棟板金がめくれました。同時に、薄型スレートのカラーベストも一緒にめくれました。棟の頂上からは防水シートが見えております。このまま放置すると雨漏りに繋がるので、早急に補修工事を行いました。
こちらのお家の工事の様子は以下の記事を参考にしてください↓
(大阪府富田林市のお客様の事例)
塗装工事を行なったお家ですが、台風で
セメント瓦が少し外れてしました。隅棟の部分なので雨もれしやすい箇所です。元の位置に戻してから固定しました。その他の瓦はずれも割れることもなく無事でした。部分的な補修なので、足場なしでハシゴで作業をさせていただきました。
(大阪市住吉区のお客様の事例)築20年ほどのスレート屋根ですが、棟の板金が飛んで行ってしまいました。飛散した板金は行方不明です。棟板金を固定するための貫板は腐食しておりました。おそらく固定しているビスなどが緩んでいたため飛散したと思われます。
その他、スレート屋根には物が当たって屋根が数枚割れておりました。強風で屋根材や金属部分がめくれたり、飛散するケースと、飛散物で破損するケースがあります。
こちらのお家の無料点検の様子は以下の記事を参考にしてください↓
(藤井寺市のお客様の事例)スレート屋根の棟が外れ、テレビアンテナが倒壊しました。築15年の窯業系サイディングの3階建てのお客様です。棟付近のスレート屋根材も剥がれてます。スレート屋根は塗装メンテナンスしておらず、スレート屋根自体も弱っておりました。補修と屋根塗装をする必要があります。
こちらのお家の無料点検の様子は以下の記事を参考にしてください↓
テレビアンテナは使用していない場合は撤去がおすすめです。
テレビアンテナが倒壊して、アンテナの線が屋根材と下地の間に入ってしまった写真です。この事例では大した被害でありませんが、テレビアンテナの倒壊や揺れで瓦が割れるケースがよくありますので、強風に備えてしっかり固定するか、使用してない場合は早急に撤去がおすすめです。
最近のテレビアンテナは屋根の上に載せなくても良い小型タイプも出ておりますので、メンテナンスの際に交換するのもおすすめです。
(富田林市のお客様の事例)スレート屋根が台風時の飛散物によって欠けてしまった事例です。
こちらのお家の無料点検の様子は以下の記事を参考にしてください↓
(大阪市住吉区のお客様の事例)スレート屋根が1枚割れてしまってズレ落ちた事例です。スレート屋根は1枚1枚釘などで固定しているので、部分補修では釘が使えません。強力な接着材で固定しました。
(松原市のお客様の事例)スレート屋根の棟板金とスレート屋根材の一部が飛散してしました。急な角度(急勾配)の屋根なので屋根に足場を組んで、補修と塗装工事をさせていただきました。
こちらのお家の無料点検の様子は以下の記事を参考にしてください↓
(河内長野市のお客様の事例)台風の被害ではありませんが、塗装した後に塗膜がめくれてきた事例です。高圧洗浄と下塗りをしっかりしていなかったそうです。10年から15年に一度は塗装メンテナンスが必要ですが、このようにならないためにも業者選びも大切です。
スレート屋根などの台風の被害の事例を見ていただきましたが、スレートがめくれるか、棟の板金が吹き飛んでしまうケースがほとんどです。ひどい場合は下地がめくれてしまうこともありますが、往々にして築年数が古くメンテナンスをしていない屋根です。
(台風や強風対策)
・棟板金と隅棟板金をしっかり固定しておく・屋根材が傷んでしまう前に塗装をしておく
ことが大切です。
スレート屋根は、新築から10-15年経過する頃には塗装メンテナンスが必要なのでその際に板金部分がしっかり固定されているかを確認してもらうか、もしくは新しい物に交換するのもいいと思います。
また、塗装専門業者さんでは板金部分が施工できないこともありますので注意が必要です。
この記事についての疑問や質問はお気軽に街の屋根やさん大阪松原店までお知らせください。
また、屋根の無料点検も行なっておりますので、お気軽にお声かけください。どんな些細なことでも喜んでお伺いいたします(^_^)
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