これが綺麗な状態のスレート屋根です。
一部色が違う所は、台風の影響で飛散物が当たり破損してしまい、弊社にて補修をさせて頂いた箇所になります。
では本題に移りましょう?スレート屋根には大きく分けて2つの種類あります!
「化粧スレート」と「天然スレート」です。
化粧スレートとはセメントと繊維材料を混ぜた厚さ約5㎜程度の平板状の屋根材です。
大半のスレート屋根がこの化粧スレートです。薄い板状になっている為軽量で運搬しやすく施工費が安くて済むのが特徴で化粧スレートも細かく分けると2種類あります。それが「石綿スレート」と「無石綿スレート」です。
石綿スレート→皆さんは「アスベスト」と言う言葉を聞いた事はありませんか?
このアスベストと言う言葉日本語で言うと石綿という意味なんです。以前アスベストを使用している建物をきちんと管理しておらず、劣化した部分からこのアスベストが飛散しそれを吸い込むことによって健康被害が出るなどとニュースになったのはまだ記憶にあると思います。
こちらの石綿スレートは平静18年に規制が強化され使用されなくなりました。
ですが平成18年以前のスレートにはこのアスベストが含まれており、劣化や痛み箇所からアスベストが飛散してしまう恐れもある為注意が必要です。
無石綿スレート→平成18年以降アスベストの規制強化により、化粧スレートはアスベストが含まれない無石綿スレートになりました。現在スレート屋根などに多く使用されている化粧スレートはこちらの無石綿スレートの方になりました。