外壁やベランダ床のカビやコケ 建物への影響は？
写真の様な光景を目にする事も多いと思います。気が付けば広い範囲でカビが発生してしまっていた。
実は最近この様なお客様からのカビやコケの洗浄依頼が増えているんです。
塗り替えやリフォーム工事も検討しているけれど、まだもう少し先の予定…
まずは発生してしまったコケやカビは綺麗にしたい！というご依頼です。
今年は長梅雨と言われていた様に、雨量も非常に多かった様に思います。
では、この真っ黒にはびこってしまったカビやコケ、放置しておくと良くないのでしょうか？
答えは「良くない」です！
カビやコケの発生は建物の美観を損ねるだけではなく、建物自体の耐久性にも悪い影響を与えてしまうものなのです。
では、どんな影響があるのかを見ていきましょう。
特にカビは健康に良くない事は皆さんもご存じですよね。
あまり知られていませんが、コケも人体に良くない影響を与えてしまうという事が研究でも証明されているんです。
コケもカビと同じで胞子をまく事で繁殖していきます。このコケの胞子はアレルギー性皮膚炎誘発物質となるとの結果が分かってきました。
カビやコケの発生に気が付いた時は早めに綺麗に取り除いておく必要があります。
カビもコケも基本的には水分、湿気を好みます。しかしカビは水分と湿気などの栄養があって初めて繁殖するものです。
一方コケは水分さえあれば日光が当たりやすい場所でも生息する事が可能です。
その様なところで見れば、コケの方が厄介なのかもしれません。
コケの付着を放置しておくと、外壁やベランダ床といった大切な建材が脆くなり手で触れただけでもボロボロと崩れてしまう様になります。外壁等が脆くなり崩れてしまうと、建材の下地が見えてしまう為、雨水が侵入し雨漏りに繋がる危険が高くなります。
それが外壁やベランダ床に付着している状態という事は、大切な建材の内部にも水分が含まれている状態だと思って下さい。
表面から見れば大したことない様に思えるカビやコケでも、長い間放置しておくと建物自体が崩れてしまうほど腐食する可能性があるという事を覚えておきましょう。
外壁やベランダの場合も同じだと言う事を知って頂ければと思います。
私達人間も、長時間湯舟に使っていたらぶよぶよにふやけて柔らかくなり、皮膚表面が脆くなります。
という風に考えれば分かりやすいかもしれません。
カビやコケを発生させない工夫
しかし年月と共に劣化していく建材ですので、完全に防ぐ事は難しいのも事実です。
出来るだけ外壁の周りに物を置いたり、植物を植えて放置したりを避け、風通しの良い環境を作ってください
定期的に確認し、コケやカビが発生している場合はこまめに除去する様にしましょう。
重度な場合はご自身で除去する事は難しいです。
最悪の場合外壁やベランダ床を傷めてしまうリスクもあります。
迷わず業者に依頼する様にして下さい。
手作業では落とせない真っ黒な黒カビや育ってしまったコケの洗浄は業者による「高圧洗浄」がお勧めです。
家庭用のものもありますが、業務用の高圧洗浄は水圧が違う為、頑固なカビやコケをこそげ落とす事が出来ます。
塗装が剝がれやすい外壁等には水圧の微調整を行いながら洗浄していきます。
9時～18時まで受付中!
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