富田林にて屋根の葺き替え工事!施工手順とメリット、デメリット基礎知識
屋根の改修工事にも方法はいくつかあります。その方法も現状の屋根の素材や状態で変わってきます。今回は改修工事の中でも屋根を丸ごと新しくする葺き替え工事に着目し、施工手順や相場、メリットやデメリットについてお話させて頂きたいと思います(*^^*)
まず初めに葺き替えが必要な屋根とはどう言う状態の場合なのでしょうか?
・屋根の下地が腐食し雨漏りしている
・現状瓦屋根で重量がある為、耐震の問題がある
・屋根材の耐用年数を超えていて屋根材自体がボロボロ
こう言った場合には補修とかではなく、葺き替え工事にて改修する事をお勧めしています。
こちらは富田林市の瓦屋根のお宅です。全体的に見ると瓦の割れ等も無く綺麗な状態でした。
しかし雨漏りしている箇所があるとの事で弊社にご連絡頂きました。
雨漏りが発生している時は、瓦が割れたりズレたりしている等原因が一目で分かる場合もありますが、漆喰の劣化や谷部からの雨漏りの可能性もあるので、点検を依頼した業者さんと良く相談して屋根のメンテナンスを行って下さい。
さて今回のお宅は、瓦自体は綺麗な状態でしたね。しかし室内で雨漏りが起こっている場合は屋根の下地の部分も雨水を吸収し、腐食している可能性も高く、漆喰の打ち替えや塗装だけでは不十分だと考えられます。
この様な点検をもとに、可能な限りお客様のご希望に添える様なご提案をさせて頂きます。
こちらのお客様は現状の雨漏りだけではなく、耐震に優れたお宅にしたいと考えておられ今回は屋根瓦を全部撤去し新しく軽量な屋根材に葺き替える事になりました。
それでは富田林市での瓦屋根の葺き替え工事の写真を参考に、施工工程やメリットデメリットについて見ていきましょう。
葺き替え工事の一般的な相場は1㎡あたり約25000位だと言われています。もちろん新しく使う屋根材や屋根の大きさによって金額は変わります。
葺き替え工事の工期は平均10日~2週間ほどです。
施工についてはまずは既存瓦の撤去が行われます。撤去した瓦が落下したりしない様丁寧に作業が進んで行きます。
瓦を綺麗に撤去した後は痛んでいる下地の補修や補強を行います。
ここで葺き替えで得られるメリットについて…
ポイントは屋根を丸ごと新しく入れ替えると言う事。
葺き替えの最大のメリットは屋根の主要部分である下地の改修が出来る事です。その為建物自体の寿命が伸長します。
瓦屋根からの葺き替えの場合、今よりも軽量な屋根材を選ぶ事で地震の際に建物の重心が低くなり耐震性が高まります。
屋根自体は問題無いけど、耐震強度を上げる為にリフォームされる方も増えています。
当然ですが屋根を新しく入れ替える事で建物その物の印象も一新されます。
下地補強も同時に行います。
写真は下地補強垂木を施工しています。
その後屋根材を張り付ける為の野地板も全て新しく張替えられます。
防水シート施工。
当然防水シートも新しい物を使用します。
防水シートにも様々な種類がありますが、弊社では改質アスファルトルーフィングという防水シートを使用しています。
新しい屋根材が葺き替えられて行きます。
今回使用した屋根材はガルバリウム鋼板という屋根材です。
この屋根材は非常に軽量で耐震性が高く、金属でできているにもかかわらずとても錆びにくい屋根材です。
その他熱反射率や耐熱性も高い為、長期耐久性が高い事も特徴です。
新しい屋根材が葺き終わりました。
瓦屋根の時とはまた違ったデザイン性の高さも人気の屋根材です。先程も記述した様に建物の印象も大きく変わりました!
最後に葺き替え工事のデメリットについてもご紹介します。
葺き替え工事は既存の屋根を剥がして総入れ替えする工事です。元の屋根材の撤去費用、新しい屋根材の費用、長い工期の人件費等により工事にかかる費用は他の改修工事と比べて高額になります。
既存の屋根材や古くなった防水シート等を全て撤去する為、工事中の予期せぬ雨には注意が必要です。
天候の影響も受けやすく、予定していた工期よりも長くなる。と言う事も少なくありません。
葺き替えの費用は高額ですが、長期的に見た時にメンテナンスの費用や手間を考えると葺き替え工事の方が安価になる場合もあります。
屋根のリフォームを検討されている方の情報として少しでも参考になれば幸いです(*^^*)
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