堺市屋根点検のご依頼!漆喰の経年劣化が目立つ為漆喰工事ご提案
堺市にて屋根点検ご希望でお問合せ頂き現地にお伺いしました。ご依頼頂いたお宅は築約40年程の瓦屋根のお宅です。現在は雨漏りなどの不具合は無いとの事でした。
ドローンによる屋根点検を行ってきましたので屋根点検の様子をご紹介させて頂きます。
まずは大屋根から点検していきます。弊社ではドローンによる屋根点検を行っており、実際に屋根に上がる事なく点検する事が出来ます。ドローンを初めて見るお客様も多く、興味深々点検の様子を見ておられます(*^-^*)
今迄の点検方法と言えば、実際に屋根に上がり屋根の上を歩き回って点検していました。もちろんプロの専門業者ですから屋根に負担がかからない場所を踏むのですが、それでも時には踏み割れなどの破損が起こる事もありました。
また屋根によっては勾配のキツイ場合もあり、屋根に上がって点検する職人にとっても危険な作業でした。
こちらの屋根の種類は「切妻屋根」という形状の屋根です。日本の家屋に多く見られる最もポピュラーな屋根形状です。基本の切妻屋根を少し変形させた様な形です。では、なぜこの形状が多く採用されているのでしょうか?それは日本の気候に関係があります。
屋根は雨水を排出する為に勾配をつける必要があります。この傾きによって雨水が下へと流されます。
その為しっかり勾配をつける事が出来て屋根材の接合面も少ないこの切妻屋根が、雨の多い日本で多用される様になりました。
印をつけた所が屋根の接合部に当たりますがこの部分にはどうしても隙間が出来てしまいます。本来この様な隙間は漆喰が施工され、隙間を防いでくれています。
漆喰とは?
印をつけた箇所にも互と瓦を積み上げる際に隙間が出来てしまう為、隙間を埋める為に漆喰が塗られます。
漆喰がしっかり施工されているからこそ雨水の侵入を防いでくれているのです。
しかし綺麗な状態な漆喰は黒ずみなどは無く白い色をしています。
写真の様に黒ずみが目立っている漆喰は劣化しているサインです。
一部漆喰を詰め直すなどの補修をされているそうで、劣化が進んでしまっている箇所と綺麗な部分がありました。
漆喰は日々強い日差しなどを浴び雨風にさらされている為、他の外壁等に比べても劣化が早い部分です。
こちらのお宅の漆喰も全体的に劣化症状が目立っておりました。
鬼瓦部分の漆喰も劣化により崩れて隙間が出来ています。
こちらも漆喰が剝がれてなくなってしまっていました。
最後は谷と呼ばれる箇所を確認していきます。谷とは屋根に落ちた雨水を集めて地上まで排出する為に設置されている所です。これにより雨水が直接外壁等を伝う事なく排出する事が出来ます。雨水が集まる場所であり日々日差しを浴びている為劣化の速度も他より早く、
漆喰同様メンテナンスを行っておかなくてはいけない箇所です。通常谷部分は板金加工されており塗装によって塗膜が作られていますので雨水の侵入なども防ぐ事が出来ます。
しかし年月と共に劣化し、塗膜が剝がれサビなどが発生しやがて穴が開いてしまうというケースも少なくありません。
この谷部分が原因で雨漏りが起こってしまっている事も非常に多く見られます。
漆喰部分は以前補修されている箇所ですので綺麗な事が分かりますね。
今回は点検の様子をご説明させて頂き、漆喰の詰め直し工事と谷板金補修をご提案させて頂きました。雨の多い時期が近づいて来ている為皆様のお宅も一度点検されてみてはいかがでしょうか?
街の屋根やさん大阪松原店ではいつでも無料点検を承っております。お気軽にご相談下さいね(*^-^*)
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