羽曳野市の屋根葺き替え工事。モニエル瓦からガルバリウム銅板へ
羽曳野市にて屋根葺き替え工事を行っております。今回葺き替えを行う屋根材はモニエル瓦からガルバリウム銅板への葺き替えです。丈夫で軽量な金属屋根への葺き替えは弊社でも多く施工させて頂いております。
耐震性の向上と見た目の印象もガラッと変わる葺き替え工事。その施工の様子と葺き替えのメリット・デメリットも含めてご紹介させて頂きたいと思います😊
ご紹介させて頂く「屋根葺き替え工事」とは?現在の屋根材を全て撤去し、新しい屋根材に交換する工事です。
こちらのお宅の現在の屋根材はモニエル瓦という
「乾式コンクリート瓦」です。前回こちらの屋根点検の様子を記載させて頂きました。モニエル瓦屋根点検
このモニエル瓦は日本互と同じく重量があり建築基準法で定める「重い屋根」に分類されています。現在は生産されておらず新築の戸建て住宅等で使用される事はありません。ですが、デザイン性や耐火性に優れており非常に多く普及された屋根材です。
近年では大型の地震が数多く起こっており耐震性への関心が非常に高まっています。今回葺き替えに採用させて頂く屋根材は丈夫で軽量な金属屋根「ガルバリウム銅板」です。
葺き替え工事スタート
葺き替え工事と言えば、まず既存の瓦と下葺き材の撤去です。撤去する瓦はとても重量がある為落下させてしまう様な事がない様に一つ一つ職人の手作業により慎重に行って行きます。
撤去する瓦をめくると古いルーフィングシートが露出します。雨水などの侵入を防いでくれる防水シートです。
下葺き材とも呼ばれています。こちらの古いルーフィングシートも全て撤去していきます。
屋根材を固定していた垂木も古くなっていますのでこちらも全て撤去します。
既存の屋根材、古くなったルーフィングシートや垂木などすべて綺麗に撤去すると、屋根の下地がにあたる野地板が見えてきます。
野地板は屋根全体の下地となる部分ですので、痛みや腐食などが起こっている場合は下地の補修や補強を行います。
~ポイント~
屋根工事の種類は葺き替え以外にもあります。塗装によるメンテナンスや、既存の屋根材はそのままに新しい屋根材を被せて行うカバー工法などです。どちらも屋根のメンテナンスとして良く施工させて頂いておりますが、葺き替え工事の最大のメリットは、この下地部分のメンテナンスを行う事が出来る事です。
瓦屋根の下地は瓦の重さで歪みが起こっている場合が多く、補強の為新しい垂木を施工しました。
下地を補強した後は新しい屋根材を葺いていく為の野地板を貼り付けていきます。
新しい野地板の張り付けが完了しました。
野地板の上から新しいルーフィングシートを貼って行きます。ルーフィングシートの種類も様々ですが弊社では「改質アスファルトルーフィング」という防水シートを使用しております。
改質アスファルトルーフィング
最後に、葺き替え工事のデメリットにも触れておきましょう。葺き替えのデメリットとしては他の工事に比べて費用がかかってしまう点にあります。屋根材を新しくするだけではなく、既存屋根の撤去や処分費などもコスト加算される為です。
屋根の状態や劣化の度合いによって最善なメンテナンス方法が異なります。屋根工事をされる際は工事内容をしっかり把握し信頼できる業者に依頼してくださいね。
この後いよいよ新しい屋根材を葺き付けていきます。完成が楽しみですね(*^-^*)
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