屋根工事で使われる大棟と隅棟と谷と壁際ってどこなのでしょう?
大棟と呼ばれる部分は、青色の印をしている場所で屋根の一番高い部分です。赤い部分は、谷と呼ばれる部分です。谷状になっている部分です。雨が降った時に雨水が流れ込むようになっていますので、屋根で一番雨漏りがしやすい場所です。谷の周辺の部屋に雨漏りがすることが多いですよ。
隅棟(すみむね)の場所は赤印の部分です。屋根の頂上の大棟から雨樋の方向に伸びている部分です。少しわかりにくいですが、隅棟は、方形屋根(ほうぎょうやね)や寄棟(よせむね)と呼ばれる屋根の形状にある部分です。
大棟や隅棟を単純に棟と呼ぶ場合もあります。この写真の棟には漆喰がしてあります。
屋根と壁の取り合いを壁際と呼んだりします。壁ぎわは、谷と同様に雨仕舞いをしっかり行っていないといけません。雨仕舞いとは、雨水が入らないようにすることです。
屋根と壁の取り合いは、雨仕舞い用に加工された板金を被せて、コーキングでしっかり隙間を埋めたりして雨水を入らないようにします。
軒先は左図の場所です。軒先の瓦を軒瓦と呼びます。軒先には雨樋がついております。また軒先と雨樋の間の部分を唐草(からくさ)と呼んだりします。
屋根の部分の名称について紹介いたしました。このような屋根に関する部分の名称は沢山あります。大棟や隅棟や谷などは屋根でも傷みやすい箇所です。この記事に関する疑問や質問があれば遠慮なく
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