まずは雨樋についての基本的なことをまとめてみました。
呼び方
雨樋(あまどい)と言っても呼び方は色々です。「あまどひ」「あまとい」「とい」「とよ」などと呼ばれます。職人さんはよく「トイ」と読んでいるのを聞きます。ここでは、雨樋(あまどい)と呼ぶことにします。
部位名称
お見積書の項目にでてくると思いますので、簡単な部位名称は覚えて置かれるといいと思います。
・竪樋(たてとい)→地面に対して垂直の樋です(赤色)
・軒樋、横樋(のきとい)→地面と平行になる樋です(青色)
・集水器→排水の部品です(緑色)
軒とい、竪樋、集水器このあたりを覚えて置くだけで十分だと思います。
雨樋の役割
屋根に降った雨水を軒先で集めて排水する目的があります。それによって外壁などを傷めること防いでいます。屋根から地面に雨水が落ちるとどうなるでしょう?外壁などに飛び散りますよね。そのようなことが起こらないように雨樋が雨水を集めてしっかり排水させているのです。またポタポタという雨音も防いでいます。
雨樋の寿命
住宅の雨樋素材は、塩ビ(塩化ビニール)製や合成樹脂などが多いですが、これらの素材自体の寿命は、20〜25年くらいとか25年〜30年と言われています。建物の立地によるということですね。
以上、このあたりの項目を知っておくだけで基本は十分だと思います。
(※大阪府松原市の屋根と外壁塗装の工事を行なったお客様の写真を使用させていただいおります)