遮熱塗料って本当に効果があるの?何度ぐらい下がるの?
遮熱塗料とは、塗るだけで紫外線や熱を反射し、屋根や外壁の表面温度を下げる効果のある塗料のことです。
一般的には約20年ほど前から普及し始め、近年の温暖化の影響により10年ほど前からは屋根への塗装の際は主流の塗料となりました。
室温が下がるため冷房費の節減になり、省エネルギー・CO2削減等、エコ塗料としても注目されています。
また、遮熱塗料のほかに断熱塗料というものも有り、こちらは暑さだけではなく寒さも軽減してくれる塗料です。
今やほとんどの塗料メーカーから発売されており、塗料によっては多少の効果の違いがありますが、効果としては真夏の日中で室内温度を3~5℃下げる効果があります。
屋根材の表面温度に至っては約15℃ほど下げる効果があり、真夏の場合は塗装前に屋根を素手で触ると非常に暑く目玉焼きができるぐらいの暑さで長時間触れませんが、塗装後はずっと触っていられるほど熱を反射します。
但し、日当たり風当りの違いや、間取り等によって効果は変わります。
断熱塗料とは暑さだけではなく、寒さも軽減してくれる塗料です。
ロケットの先端に使われている特殊な技術を応用して作られた塗料で、熱の伝わりを非常に遅くして暑さ寒さを軽減するという仕組みです。
こちらは今現在、ガイナという塗料のみで防音効果もありテレビ等でもよく紹介されています。
薄型スレート屋根(カラーベスト)
文字通り素材が薄いのでそのままだと熱を通しやすいので効果大
金属屋根 折半屋根や瓦棒屋根
セメント瓦・モニエル瓦
セメント系の
瓦は屋根材の厚みがある為、遮熱塗料を塗ってもあまり効果を感じることができないかもしれません。
日本瓦・洋瓦
陶器瓦にも塗装することは可能ですが、塗装するメリットが無いのと、セメント瓦同様厚みがある為効果は低いです。
アレスクールシリーズのカラーサンプルです
色の下にそれぞれ1⃣~5⃣まで数字が書いてありますが、熱反射率を表した数字です
熱反射率
5⃣80% 4⃣70% 3⃣60% 2⃣50% 1⃣40% となります。
全く同じ塗料でも色によってかなりの差があります。
白に近い5⃣の色はやはり熱反射率も最高で、逆に黒に近ければ効果は低くなりますので遮熱塗料の本領を発揮するのは白に近い色を塗った場合です。
ただ、屋根には一般的に黒が多いので明るい色を塗るのにためらわれる方もいます。但し、黒に近い色でも通常塗料に比べれば遮熱効果はあります。
遮熱塗料
関西ペイント アレスクールシリーズ
日本ペイント サーモアイシシリーズ
エスケー化研 クールタイトシリーズ
上記3つはいわゆる3大メーカーから発売されている塗料で信頼性が高いといえるでしょう
金額・耐久性ともほぼ同じです
・日本中央研究所株式会社 アドグリーンコートシリーズ
・アステックペイント スーパーシャネツサーモシリーズ 超低汚染リファイン500MF-IR
断熱塗料
・日進産業 ガイナ
遮熱塗料を採用した事例をご紹介しております。
■街の屋根やさん大阪松原店では、塗料に関するご相談や色選びのお手伝いなど、専門のスタッフがいつでもご対応致します。屋根点検やご相談も無料にてご利用頂けますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
9時~18時まで受付中!
0120-540-236