2024.10.31
こんにちは街の屋根や大阪南店です。前回塗装の続きになります。いきなりですが屋根メンテナンスの重要性についてです。・屋根は雨風や紫外線が直接当たるため、外壁よりも劣化しやすい箇所です。屋根は住宅を守る大切な役割がありますが、状態を目視しにくいことから気づいたときには劣化が進んでいた…
築25年以上がたち、屋根も壁も一度もメンテナンスをしていないので、そろそろ塗り替えを検討している。 屋根は特に色あせが目立つので劣化が心配。
写真は塗装工事前です。
今回塗装させて頂くこちらの屋根は「モニエル瓦」というセメント瓦の一種です。主な主成分がセメントの為瓦自体に防水性はありません。ではどんな防水加工が施されているのか気になりますよね。
モニエル瓦は「着色スラリー」というセメントの着色剤を塗り、その上を樹脂系の塗料を塗る事で防水性を保っています。と言う事は、塗装が劣化して剝がれてくると防水してくれる機能がなくなってしまいますね。
それでは写真の劣化症状を見ていきましょう。表面の塗装がかなり劣化し、色あせているのがわかります。下地のコンクリートの色が見えてしまっています。こうなると雨が降るたびに水が浸みこみ、コケやカビの発生につながります。
また、冬場は浸み込んだ水が凍って膨張し、ひび割れを引き起こしたりする可能性があります。
こうなる前に早めのメンテナンスが重要となります。
まずは高圧洗浄で表面のコケやカビを洗っていきます。
屋根塗装の際はこの高圧洗浄が重要ですが、モニエル瓦の場合は特に、表面のスラリー層を除去してからでないと
塗装してもすぐにめくれてきてしまいます。
洗浄した箇所と洗浄していない箇所がハッキリとわかります。
施工前の写真と比べてもかなり汚れが落ちているのがわかります。
今回は大同塗料のハイルーフマイルドシリコンを塗装します。
モニエル瓦は形が波打った複雑な模様なので、機械を使用して吹き付け作業で仕上げていきます。
1回目の塗り工程です。下地に浸み込ませるため、既定の範囲内でシンナーをやや多めに入れて塗装します。
そうすることでより奥のほうまで塗料が浸み込んでいきます。
セメント系の瓦を塗装する際は、重要ポイントです。
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