2024.10.31
こんにちは街の屋根や大阪南店です。前回塗装の続きになります。いきなりですが屋根メンテナンスの重要性についてです。・屋根は雨風や紫外線が直接当たるため、外壁よりも劣化しやすい箇所です。屋根は住宅を守る大切な役割がありますが、状態を目視しにくいことから気づいたときには劣化が進んでいた…
藤井寺市の築17年の戸建て住宅にお住まいのお客様より「台風被害後にベランダの屋根パネルが破損しているので見に来てほしい」とご相談をいただきました。
点検をした結果、ベランダの屋根パネル以外にも屋根の棟板金がごっそりとなくなっていることが判明。
新築時より一度もリフォームをされていないとの事で、外壁と屋根塗膜の防水性がきれており、他にも破風板の塗膜剥がれなど全体的な経年劣化が確認されました。
台風被害復旧工事に火災保険を利用されるので、その際に建てる足場を利用しての屋根と外壁のリフォーム工事をご提案させていただきました。
※下記工事費用は火災保険適用前の、実際に工事全体にかかった費用を掲載しています。
の屋根パネルの破損に気付かれたお客様。屋根にはスレート瓦が使用されています。
スレート屋根材の防水性は塗装依存です。つまりスレート瓦自体には防水性はなく、塗装をすることで初めて防水効果を得ることができるんですね。
ですが、塗装の防水効果も約10年を目途に失われてしまいます。
その証拠に、屋根に色が濃くなっている雨染みの跡が確認できます。
よく見ると、オレンジ色の苔も見受けられます。(※苔は太陽に当たると緑色からオレンジ色に変色するので、屋根ではオレンジ色の苔の繁殖事例は多いです。)
塗装での防水効果がなくなったスレートを放置していると、雨水による湿潤と乾燥を繰り返して浮きや反りの原因になります。
ですのでこちらのスレート屋根も、塗装をして防水性を復活させてあげる必要があります。
ベランダの屋根パネルの破損 | ポリカ素材のパネルへ交換 | 火災保険適用 |
屋根の棟板金の飛散 | 棟板金の交換 | 火災保険適用 |
屋根の防水性低下 | 屋根塗装 | 火災保険適用外 |
破風板の塗膜の剥がれ | 破風板含む付帯部の塗装 | 火災保険適用外 |
目地のコーキングの痛み | コーキング工事 | 火災保険適用外 |
外壁のチョーキング現象 | 外壁塗装 | 火災保険適用外 |
屋根の高圧洗浄の完了です。
わずかに白っぽくなっているのは洗浄によって古い塗膜が剝がれたからです。
もしも古い塗膜が残った状態で塗装をすると、いくら塗料を塗り重ねてもすぐに剝がれてしまうのです。
これで塗装をする準備はバッチリですね!
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