2026.06.29
🔧 こんにちは!街の屋根やさん大阪南店です。 【こんなお悩みありませんか?】 ・屋根の瓦にひび割れを見つけたけど、どうすればいい? ・ひび割れを放置したら雨漏りするか心配… ・塗装と補修、どちらを先にやるの? 八尾市太子堂のM様邸でも、同…
🔧 こんにちは!街の屋根やさん大阪南店です。
【こんなお悩みありませんか?】
・屋根が黒ずんできた気がするけど、これって大丈夫?
・雨漏りはしていないけど、そろそろ塗装の時期かな…
・屋根のことをちゃんと調べてほしいけど、何を頼めばいいか分からない
八尾市久宝寺のY様も、同じようなお悩みをお持ちでした。
「屋根の状態を一度しっかり見てほしい」とご依頼いただき、現地調査にお伺いしましたよ。
こちらがY様邸の屋根をドローンで真上から撮影した全景写真です。
木造2階建て・切妻屋根(きりづまやね=本を開いて伏せたような、シンプルな三角形の屋根のこと)の屋根全体が一目で確認できますよ。
ドローンで俯瞰するとよく分かるのですが、屋根全面にわたって色が褪せていることが確認できました。
これが調査のスタート地点です。
※写真に写っている足場とメッシュシートは、同じ時期に施工させていただいているお隣のお宅のものです。
こちらの写真をご覧ください。
屋根面をアップで撮影したものです。
スレート瓦(セメントを薄い板状に成形した屋根材のこと。カラーベスト・コロニアルとも呼ばれます)の表面が全体的に白っぽくなっているのが分かりますか?
これはチョーキング現象(屋根を手で触ると白い粉がつく状態のこと)と呼ばれる劣化のサインです。
塗膜(とまく=塗料が固まってできた保護膜のこと)が紫外線や雨風で少しずつ分解され、粉状になって表面に浮き出てきた状態なんです。
チョーキングが出ているということは、塗膜の防水性がすでにかなり低下しているサインですよ。
また、屋根材の表面にはコケ・藻(も)の発生も確認できました。
コケは湿気を長期間保つ性質があるので、屋根材そのものの劣化をさらに加速させてしまうんです。
こちらは棟板金(むねばんきん=屋根のてっぺんに被せてある金属のカバーのこと)の継ぎ目部分を撮影したものです。
継ぎ目に詰めてあるコーキング(つなぎ目に詰めてあるゴム状の防水材のこと)が劣化して痩せており、防水ラインに隙間が生じている状態でした。 コーキングが劣化すると、棟板金の内側に雨水が入り込む経路ができてしまいますよ。
また、板金の表面全体を見ると、塗膜が劣化してサビが広がっているのが分かります。本来は塗膜が金属を保護していますが、その塗膜が失われて金属がむき出しになり、サビが進んでいる状態です。
さらに、棟板金とスレート材の取り合い部分(接する部分のこと)が黒ずんでいるのも確認できます。これは水分が長期間滞留していたサインです。 今すぐ雨漏りにつながるほどではありませんが、放置し続けることでリスクは確実に高まっていきます。
こちらは棟板金とケラバ(屋根の横の端っこ、三角形の斜めのラインの部分のこと)の取り合いを上から確認した写真です。
棟のラインに沿って板金が設置されているのが分かります。
板金自体の浮きや大きな変形は見受けられませんでしたが、全体的に経年による変色と汚れが蓄積していました。
切妻屋根は、屋根の頂上を走る棟と、両端のケラバが雨仕舞いの大事なポイントになります。
棟板金やケラバの取り合いは雨水の入り口になりやすい箇所なので、棟のラインに沿ってひとつひとつ丁寧に確認していきました。
今回の調査で確認できた主な劣化の原因をまとめますね。
スレート屋根の色あせ・チョーキングの主な原因は「紫外線」です。
長年、直射日光にさらされることで塗膜の成分が少しずつ分解されていきます。
特に南面・西面は日射量が多いため、劣化が早く進む傾向がありますよ。
コケ・藻の発生には「湿気」と「日当たり」が関係しています。
北面や日陰になりやすい部分は水分が蒸発しにくく、コケの胞子が定着しやすい環境になってしまうんです。
一度コケが生えると根を張って屋根材に食い込むため、高圧洗浄でしっかり除去することが重要になります。
棟板金のコーキング劣化については「熱膨張の繰り返し」が主な原因です。
金属は気温の変化によって膨張・収縮を繰り返します。
その動きについていけなくなったコーキングが、少しずつ痩せてひび割れていくんですよ。
【今の状態を放置するとどうなる?】
屋根の劣化は「見た目だけの問題」ではありません。
チョーキングが進んで防水性がゼロになると、雨水がスレート材に直接染み込むようになります。
屋根材の下にはルーフィング(防水シート=屋根材の下に敷いてある防水シートのこと)がありますが、屋根材が水を吸い続けることでルーフィングへの負担が増し、最終的には雨漏りにつながりますよ。
コケや藻が繁殖し続けると、屋根材自体が割れやすくなります。
コケの根が屋根材のセメント部分に食い込み、内部から破壊が進むんです。
スレートにひび割れが発生すると、そこから雨水が浸入する経路が生まれてしまいます。
棟板金のコーキング劣化も要注意です。
継ぎ目の隙間が広がると、強風時に板金が浮き上がったり、内部の木材(貫板=ぬきいた=棟板金を固定するための木の土台のこと)が腐食したりする可能性があります。
貫板が腐ると棟板金が固定できなくなり、台風などの強風で板金ごと飛ばされる危険性が出てきますよ。
今回の現地調査では、八尾市久宝寺のY様邸の屋根全体をくまなく確認しました。
主な調査結果をまとめると、以下の3点です。
・スレート屋根面全体にチョーキング現象と色あせが進行
・屋根面へのコケ・藻の発生(湿気による劣化促進)
・棟板金のサビと、継ぎ目のコーキング劣化による防水性の低下
いずれも今すぐ緊急という状態ではありませんが、塗装のタイミングとしては「今がベスト」と言える状態です。
これ以上放置すると、屋根材そのものの傷みが深まり、塗装だけでは対応できなくなる可能性がありますよ。
次回はいよいよ高圧洗浄の工程に入ります。
高圧洗浄(こうあつせんじょう=高圧の水圧で屋根全体のコケ・汚れ・チョーキングの粉を除去する作業のこと)は、塗装の仕上がりと耐久性を左右する最も重要な下準備のひとつです。
汚れや粉が残ったまま塗装しても塗料がしっかり密着せず、すぐに剥がれてしまうんです。
丁寧に時間をかけて行う工程ですので、次回の記事もぜひご覧くださいね。
屋根の状態が気になっている方、「うちも同じかも」と思われた方は、ぜひお気軽にご相談ください。
まずは現地調査からご案内しますよ。
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