2026.05.13
こんにちは!街の屋根やさん大阪南店のミキです🏠 このブログでは、実際に当店で行った屋根工事を分かりやすくまとめてお届けしています。 専門的な内容もかみ砕いて書いていくので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね! 今回ご紹介するのは、八尾市高安町にお住まいのM様邸で行った…

築25年が経ちます。お住まいのスレート屋根は、長年の紫外線と雨風にさらされ、塗膜の消失が進んでいました。
お客様は「まわりの家が塗装しているのを見て、そろそろかな」と感じていたものの、どの業者に頼めばよいのか、費用はどれくらいかかるのか、判断が難しくお悩みでした。屋根工事は頻繁にするものではないため、初めての方ほど「騙されないか」「ちゃんとやってくれるか」という不安がつきまといます。
ご相談いただいたのをきっかけに、当店の担当者が現地調査にうかがいました。複数の業者からお見積もりをとられていたお客様ですが、「値段はそこまで変わらなかったけど、説明がわかりやすかった」「社長さんと営業の方の印象が良かった」という理由で、当店へのご依頼を決めてくださいました。
現地調査の結果をもとに、当店からは「ファインパーフェクトベスト」を使った屋根塗装をご提案しました。5年という保証が得られること、スレート屋根との相性の良さ、そしてタスペーサーを用いた縁切り処理まで丁寧に行うことをご説明したところ、「それで安心してお願いできます」と納得いただき、ご契約に至りました。





施工前の屋根全体の様子です。築25年が経過し、スレート表面の塗膜はほぼ消失した状態でした。屋根面全体にわたって色褪せが進み、苔や汚れの付着も確認できます。天窓まわりのシーリング(充填剤)の劣化も見受けられました。
スレート屋根は、塗膜が生きているあいだは雨水を弾く力を持っています。しかし塗膜が消失すると、スレート自体が水分を吸収しやすい状態になります。
水を吸ったスレートは乾燥と吸水を繰り返すことで、反りやひび割れが生じやすくなります。ひび割れが深くなると、雨水が屋根材の下に入り込み、野地板(屋根の下地となる板)の腐食につながる恐れがあります。
今回の現地調査では、実際にスレート数枚にひび割れを確認しました。塗装工事に先立ち、ひび割れ部分のシーリング処理を行うことも提案しました。
現地調査の結果をもとに、お客様へのご提案は一点に絞りました。「塗り替えるなら、次のメンテナンスまでできるだけ長持ちさせたい」というご要望を受け、当店がおすすめしたのが日本ペイントの「ファインパーフェクトベスト」です。
ファインパーフェクトベストは、フッ素樹脂と無機成分を組み合わせた高耐候性塗料です。一般的なシリコン塗料の耐用年数が10〜15年程度であるのに対し、ファインパーフェクトベストは10〜15年の耐久性が期待でき、5年の保証が得られます。
また、低汚染性に優れているため、苔や藻が再び付きにくいという特徴もあります。今回のお客様は「一度塗ったら長くもってほしい」というお気持ちが強かったため、コストパフォーマンスの面でも最適な選択でした。
専用の高圧洗浄機を使い、屋根面全体を洗浄しました。25年間蓄積した汚れ・苔・旧塗膜を徹底的に落とします。
高圧洗浄は、屋根塗装の仕上がりを左右する最初の重要工程です。汚れや旧塗膜が残ったまま塗装すると、新しい塗料がしっかり密着せず、早期剥離の原因になります。
洗浄圧力は150kg/cm²前後の高圧で行い、スレート表面の目地にたまった汚れまで丁寧に除去しました。洗浄後は十分に乾燥させてから、次の工程に進みます。
タスペーサーを屋根材の重なり部分に差し込む直前の様子です。職人が手作業で一枚一枚丁寧に設置していきます。
スレート屋根の塗装で見落とされがちな工程が、タスペーサー(屋根材の重なり部分に隙間を確保する樹脂製部材)による縁切りです。
塗料は液体のため、屋根材の重なり部分にも入り込みます。そのまま固まると毛細管現象(細い隙間を液体が吸い上がる現象)が起きやすくなり、雨水が下地へ浸入しやすくなります。タスペーサーを挿入することで、塗装後も適切な隙間を保ち、雨水の排出をスムーズに行えます。
設置は1枚のスレートに対して2個が標準。屋根全体に均等に配置していきます。
上屋(2階屋根)の下塗り作業中の様子です。ローラーを使い、屋根面全体に均一にシーラーを塗布しています。
下塗りは、シーラー(下地と塗料の密着性を高める浸透型の下塗り材)を塗布する工程です。
劣化したスレートは水分を吸収しやすいため、シーラーを浸透させて下地を安定させます。シーラーが不十分だと、中塗り・上塗りの塗料が剥がれやすくなります。乾燥時間を十分に確保しながら、屋根面全体にムラなく塗布しました。
上屋の中塗り作業中です。ファインパーフェクトベストをローラーで丁寧に塗り込んでいます。鮮やかなブラウン系の色が屋根を覆い始めました。
上屋の中塗り完了後の全体像です。均一に塗料が乗り、屋根全体がブラウン系の色に仕上がっています。
こちらをご覧ください。スレートの表面に白いシーリング材(ゴム状の防水材のこと)が充填されているのが分かりますか?
M様邸のスレート屋根には細かなひび割れ(クラック)が入っていました。実はこのひび割れ補修、当店では「上塗りの直前」に行うようにしています。
なぜかというと、中塗りが終わった後にひび割れ部分を補修することで、シーリング材の上にも上塗りが均一に乗り、仕上がりが格段にきれいになるからです。最初に補修してしまうと、塗り重ねるうちに段差が目立つことがあるんです。
お客様からは見えない「工程の順番へのこだわり」が、10年後の屋根の状態を大きく変えます (`・ω・´)ゞ
下屋の上塗り作業中です。中塗りとは微妙に角度を変えながら塗布することで、塗り残しのない均一な膜厚を実現します。
下屋の上塗りが完了しました。外壁との取り合い部分も美しく仕上がっています。
中塗りと上塗りの2回仕上げを行うことで、必要な膜厚を確保します。塗料は1回塗りでは規定の膜厚に達しないため、2回重ねて塗ることが品質を保つ上で不可欠です。
各工程のあいだに十分な乾燥時間を設け、次の塗装に進む前に表面の硬化を確認しました。中塗りと上塗りは同じ塗料を使用しますが、塗る方向や力加減を変えることで塗りムラを防ぎます。
上屋の施工完了後の全景です。青空の下、ブラウンの塗膜が美しく輝いています。雨樋・破風板との取り合いも整然と仕上がっています。
足場を撤去した翌日、お客様がご自宅の前に出て屋根を見上げてくださいました。「こんなに綺麗になるんですね。びっくりしました」と目を丸くされ、続けて「まわりの方も気にしていたようで、もうおすすめしておきました」と笑顔でおっしゃっていました。
工事の途中、ベランダの室外機1台を1階へ移動したいというご要望をいただきました。急なお申し出でしたが、担当者と職人が連携して対応し、工期内に完了できました。こうした現場での柔軟な対応ができるのも、自社施工体制の強みです。
今後のメンテナンスとして、5〜6年後にトップコートの状態を点検することをおすすめしています。お気になることがあれば、いつでもお電話ください。工事してからも、街の屋根やさん大阪南店はお客様のお住まいのパートナーです。
街の屋根やさん大阪南店では、屋根の点検・お見積もりを無料で実施しています。
屋根の状態が気になる方、雨漏りにお困りの方は、お気軽にご相談ください。
現地調査の上、最適な工事プランと費用をご提案します。
屋根のことで気になることがあったら、何でも気軽に言うてください!
ちょっとした不安でも構いません。プロがしっかり見させてもらいます。
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