2026.08.09
✨ こんにちは! 街の屋根やさん大阪南店です。 本日は八尾市太子堂のO様邸にて、屋根塗装の上塗り作業を行い、無事に完工を迎えました。 ありがたいことに、工事の最終日まで天候にも恵まれ、職人も最後まで丁寧な仕上げに集中できましたよ。 今回は…
🔧 こんにちは!街の屋根やさん大阪南店です。
【こんなお悩みありませんか?】
・屋根にコケや黒ずみが広がってきた気がする
・最後に屋根を塗り直したのがいつだったか思い出せない
・雨漏りは今のところないけど、そのうち心配になってきた
八尾市曙川東のT様邸も、同じようなお悩みをお持ちでした。
今回は屋根塗装に向けた現地調査の様子をお届けします。
こちらがT様邸の屋根の施工前の状態です。
寄棟(よせむね=屋根の四方向すべてに傾斜がある形状のこと)のスレート屋根で、木造2階建てのお宅です。
写真を見ていただくと分かるのですが、屋根全体がくすんだグレーに変色しているのがお分かりいただけますか?
これは塗膜(とまく=屋根を保護している塗料の膜のこと)が劣化してきているサインなんですよ。
また、屋根の中央に斜めに立ち上がっているラインが見えますね。
これは隅棟(すみむね=寄棟屋根で、隣り合う屋根面が出会ってできる斜めの尾根部分のこと)です。
面と面の境目にあたり、雨風の影響を受けやすいため、現地調査でしっかり確認する箇所のひとつです。
写真でも確認できるように、T様邸の屋根にはコケが全面に広がっていました。
屋根が緑がかって見えたり、全体的に黒ずんで見える場合は、ほぼこのコケの繁殖が原因なんですよ。
コケが生えやすくなるのには理由があります。
屋根の塗膜が劣化してくると、屋根材の表面の防水性が落ちてきます。
防水性が落ちると屋根材が水分を吸収しやすくなり、コケが繁殖しやすい環境になってしまうんです。
つまり、コケが生えているということは「塗膜の防水機能がもう限界に近い」というサインでもあります。
皆さんも屋根を見上げてみて、なんとなく黒っぽいな、緑がかってるな、と感じたことはありませんか?
それ、放置は危険なんですよ。
また、T様邸の屋根はスレート(スレート=セメントを薄い板状に成形した屋根材のこと。カラーベスト・コロニアルとも呼ばれます)です。
スレートは軽くて施工しやすいメリットがある反面、10年前後で塗膜の寿命を迎え、定期的なメンテナンスが欠かせない屋根材です。
色あせが進んでいる状態は、次のひび割れや欠けへの入口になっていることが多いんですよ。
こちらは、先ほどの隅棟(屋根の斜めの尾根部分)を覆っている棟板金(むねばんきん=棟に被せる金属のカバーのこと)です。
棟板金は屋根のてっぺんで風雨をまともに受けるため、傷みやすい部位です。
T様邸でも、板金の表面に色あせと塗膜の剥がれが見られました。塗膜が剥がれたまま放置すると、金属がむき出しになってサビが進み、やがて板金に穴が空いたり、固定している釘が緩んで板金がめくれる原因になります。
今回は屋根塗装にあわせて棟板金も塗り替え、あらためてサビから保護します。
今回の調査では、屋根材にひび割れ(クラック)があることも確認しました。
拡大写真には収めきれなかったのですが、現地でしっかりと目視確認しています。
スレートのひび割れは、経年劣化と雨水の吸収・乾燥の繰り返しによって発生します。
屋根材が水を吸い込んでは乾いて、吸い込んでは乾いて…を長年繰り返すことで、素材自体が少しずつ割れてきてしまうんです。
ひび割れの怖いところは、塗装だけでは直らない点です。
ひび割れがある場合は、コーキング(つなぎ目や割れ目に詰めるゴム状の防水材のこと)での補修が必要です。
当店では、この補修を塗装の途中、中塗りを終えて上塗りに入る前の工程で行っています。
先に補修してしまうと、その後の作業で屋根の上を歩くうちに、別の箇所が新たに割れてしまうことがあるためです。屋根に上る作業を上塗り直前にまとめることで、補修した箇所を傷めずに仕上げられます。
ありがたいことに、T様もこの説明をしっかりとお聞きになり、現場をじっくりご覧になっていました。
「見えない部分もちゃんと確認してもらえると安心ですね」というお気持ちが伝わってくる場面でした。
「屋根のことは気になっていたけど、雨漏りしてないから大丈夫かな」と思っている方、お気持ちはすごくよく分かります。
でも実は、雨漏りが起きてからでは手遅れになっているケースがとても多いんです。
コケや色あせ、ひび割れをそのままにしておくと、どうなるか順を追ってご説明しますね。
まず、塗膜の劣化が進んで屋根材がどんどん水を吸いやすくなります。
すると屋根材の内部まで水分が入り込み、屋根材自体が脆くなっていきます。
スレートが脆くなると踏み割れが起きやすくなり、修繕のための足場を組んだだけで屋根材が割れてしまうケースも出てきます。
さらに状態が進むと、屋根材の下に敷いてあるルーフィング(ルーフィング=屋根材の下にある防水シートのこと)まで傷み始めます。
ルーフィングが傷んでしまうと、いよいよ雨漏りが始まります。
こうなると単なる屋根塗装では対応できなくなり、カバー工法(カバー工法=既存の屋根の上から新しい屋根材を重ねて葺く工法のこと)や葺き替え(ふきかえ=屋根材をすべて撤去して新しくする工法のこと)が必要になり、費用も大きく上がってしまうんです。
だからこそ、「雨漏りしていないうちに」塗装でメンテナンスすることが、長い目で見てお家を守ることになるんですよ。
今回の現地調査で確認できた内容を整理しますね。
【今回の調査でわかったこと】
・スレート全面にわたる色あせと塗膜の劣化
・コケの全面繁殖(防水性の低下サイン)
・棟板金の色あせと塗膜の剥がれ
・屋根材のひび割れ(上塗り前のコーキング補修が必要)
・隅棟部の状態(雨水が集中する箇所のため重点チェック)
これらを踏まえて、T様邸の屋根塗装工事の工程を計画しました。
まず次回は高圧洗浄から入ります。
高圧洗浄(こうあつせんじょう=業務用の高圧洗浄機で屋根のコケや汚れ、チョーキング粉を一気に洗い落とす作業のこと)は、屋根塗装の中でも特に重要な下準備の一つです。
汚れが残ったまま上から塗料を塗っても、塗料が密着せずすぐに剥がれてしまうんですよ。
その後は、棟板金のケレン・錆止め → 下塗り → タスペーサー挿入 → 中塗り → ひび割れのコーキング補修 → 上塗り、という流れで仕上げていきます。それぞれの工程の詳しい様子は、施工が進むごとにこのブログでご紹介していきますね。
ひび割れのコーキング補修は、写真に写っていない部分にもしっかり対応します。
「見えないから手を抜く」ではなく、「見えない部分だからこそ丁寧に」が私たちの現場でのスタンスなんですよ。
今回は現地調査の様子をご紹介しました。
八尾市曙川東のT様邸は、次回いよいよ高圧洗浄に入ります。
コケや汚れをしっかり洗い落とすところから、屋根塗装の本番がスタートします。
また現場の様子をレポートしますね。
屋根のコケや色あせが気になっている方、「うちも同じかも」と感じた方は、まずはお気軽にご相談ください。
現地調査・お見積もりは無料ですので、どうぞ安心してお問い合わせください。
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