2026.07.04
🏠 こんにちは!街の屋根やさん大阪南店です。 本日は八尾市久宝寺のY様邸で、スレート屋根塗装の中塗り工程を行いました! 「屋根塗装って、何回塗るの?」 こういった疑問、よくいただきますよ。 実は屋根塗装は基本的に3回塗りが標準なんです。 下塗り・中塗り・上塗りの3工…
🏠 こんにちは!街の屋根やさん大阪南店です。
本日は八尾市久宝寺のY様邸にて、屋根塗装工事がいよいよスタートしました。
初日の今日は「棟板金(むねばんきん=屋根のてっぺんに被せてある金属のカバーのこと)のケレン」「高圧洗浄」「錆止め塗装」を行いました。
塗装工事の仕上がりを左右するのは、実は塗料の色や種類だけではないんですよ。
下地をどれだけ丁寧に整えるか、そこに品質の差が出るんです。
Y様にはご準備やご協力をいただき、ありがたいことに工事初日からスムーズに作業に入ることができました。
本日の工程を詳しくご紹介していきますね。
こちらがY様邸の屋根の全景です。
切妻(きりづま=屋根の形状の一種で、本を開いて伏せたような三角形の形)のスレート瓦(セメントを薄い板状に成形した屋根材のこと)の屋根で、写真を見ていただくと分かるように、屋根面全体がグレーがかった色に退色しているのが分かりますか。
これはスレート瓦の塗膜(とまく=表面の塗装の層のこと)が年月とともに劣化し、防水性が失われてきているサインなんです。
放置してしまうと、雨水が屋根材に直接しみ込み、下地まで傷んでしまいます。
今回の塗装工事で、しっかりと防水性と耐久性を取り戻していきますよ。
今回の工事では、棟板金のケレンを高圧洗浄よりも先に行いました。
これには理由があるんですよ。
ケレンという作業では、サビや汚れを研磨材でこすり落とします。
そうすると、削り取ったサビや粉じんが屋根の上に落ちてしまうんです。
ですから、先にケレンを終わらせておいて、そのあとの高圧洗浄でまとめてきれいに洗い流す、という順番が理にかなっているんですよ。そして錆止め塗装は、洗浄で屋根がきれいになったあとに行います。きれいな面のほうが、錆止め塗料もしっかり密着するからです。
工程の順番ひとつにも、職人の判断が込められているんです。
こちらがケレン(=サビや汚れを研磨材でこすり落とす下地処理のこと)の作業の様子です。
職人が研磨材(サンドペーパー)を棟板金にしっかりと押し当てながら、丁寧に磨き上げているのが分かりますか。
写真をよく見ると、棟板金の表面に茶色いサビが広がっているのが確認できます。
金属は、塗膜が剥がれた箇所から水分が入り込み、少しずつサビが進行していくんですよ。
そのまま放置すると、サビが板金全体に広がり、穴が開いて雨水が屋根の内部に侵入してしまいます。
ケレンでサビをしっかり落とすことで、次に塗る錆止め塗料がしっかり密着するんです。
この一手間を省いてしまうと、どんなに良い塗料を使っても、数年でまた剥がれてしまいます。
お客様の屋根を長持ちさせるために、ここは絶対に手を抜けない工程なんですよ。
棟板金のケレンが完了したところで、いよいよ屋根全体の高圧洗浄に入ります。
「屋根の塗装なのに、なぜ洗浄が必要なの?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
お気持ちわかります。でも実は、この洗浄こそが塗装の品質を決める最重要工程のひとつなんですよ。
汚れやコケが残ったまま塗料を塗っても、塗料は屋根材にうまく密着できません。
結果として、短期間で塗膜が浮いたり剥がれたりしてしまうんです。
せっかくの塗装工事が無駄になってしまわないよう、高圧の水で屋根をまっさらな状態に戻してから塗装に入ることが大切なんですよ。
こちらが高圧洗浄の作業中の写真です。
写真の右半分はすでに洗浄が完了した部分、左側はまだ洗浄前の状態です。
この一枚を見るだけで、汚れの量の多さが伝わりますよね。
屋根に蓄積されたコケ・藻・汚れは、単に見た目が悪いだけではないんですよ。
コケや藻は水分を含んで屋根材を湿った状態に保つため、スレート瓦の劣化を加速させるんです。
長年にわたって蓄積されたこれらの汚れを、高圧の水流で一気に落とし切ります。
洗浄の水圧はスレート瓦を傷めないよう職人が調整しながら進めていきます。
屋根材に対して適切な水圧をかけることも、実は職人の技術が問われるところなんですよ。
こちらが高圧洗浄完了後の屋根の全景です。
洗浄前に比べて、屋根面全体が均一なトーンになっているのが分かりますか。
コケや汚れがしっかり落ちて、スレート瓦の横ラインもくっきりと見えるようになりました。
これで屋根全体が「塗料が密着できる状態」に整いました。
下地が整ってこそ、次工程の塗装がしっかりと機能するんです。
次回はいよいよ下塗り(シーラー塗布)と、タスペーサー設置を行う予定です。
タスペーサー(=屋根材の重なり部分に差し込む小さな部材のこと)は、屋根材と屋根材のすき間を確保して雨水の逃げ道をつくるための大切な部品なんですよ。
「塗装したら雨漏りした」という残念なケースは、このタスペーサーを省略したことが原因のひとつになることがあります。
次回の記事でも詳しくご紹介しますね。
本日の作業は、棟板金のケレン、屋根全体の高圧洗浄、そして棟板金の錆止め塗装でした。
派手さはない地味な工程ですが、この下地処理の丁寧さこそが、塗装の仕上がりと耐久性を決める土台になるんですよ。
次回はいよいよ下塗り(シーラー塗布)とタスペーサーの設置を行います。
引き続きレポートしていきますので、ぜひ次の記事もご覧ください。
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